タニダ歯科医院ブログ

タニダ歯科医院ブログ

西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

チームワークは医院の力

こんにちは。院長の谷田です。
2月といえばバレンタイン。
大切な人だけではなく、
自分自身にチョコレートを用意した方も
多いのではないでしょうか。

 

甘いものを食べたあとは
むし歯のリスクが高くなるので、
いつも以上にしっかりと
歯を磨くよう心がけましょう。

 

 

 

さて、当院には70名程のスタッフがいます。
インプラントや矯正、訪問診療など
いつもチームで 診療しています。

 

 

医療においては、技術は当然のことですが、
それと同じくらい大切なのが
チームワークです。

 

互いを補い合い、高め合うことで
目標の達成や業務の効率化にも繋がります。

 

 

チームワークを高めるため、
しっかりコミュニケーションを取り合い、
スッタフ一同、絆を深めています。

 

 

その甲斐あって、
いつも院内は良い雰囲気。
笑顔で仕事ができています。

 

チームの和は私の誇りです。

 

 

引き続き、チームワークを大事に
皆さまのお口の健康を守ってまいります。
引き続き、当院をよろしくお願いいたします。

 

 

【医院からのお知らせ】
1日を通して昼休み無しで診療しています。

 

 

 
タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE

救命処置

こんにちは。訪問歯科医師の村山です。
皆様は以下の現状をご存知でしょうか。
「(タニダ歯科医院のある)北部西宮は、北消防署と、北消防署山口分署の2か所に1台ずつしか救急車がなく、救急車を要請してから到着まで平均して7〜8分とされている。心停止後約10秒で意識消失、3〜4分で脳に影響がでるとされており、いかに一次救命処置(心配蘇生とAED)が大切か。」
先日、西宮市消防局より先生2名にお越し頂き受講した際のお言葉です。これまでに救命講習は何度も受講した事があったのですが、今回はコロナ等感染症の影響もあり人工呼吸の省略や、様々な型のAEDを再確認する事ができました。表に沿ってポイントをお伝えしましょう。

倒れた人がいる場合、まず周囲の安全確認を行う。処置継続が可能か、頭上まで確認する。
・反応の確認→片手を額に置き体温確認や急激な傷病者の起床防止に備える。もう片手で左右交互に肩を叩き、小さな声から徐々に大きく声かけ。交互に肩を叩くのは麻痺がある場合の対策となる。
・応援の要請→119番してと明確に伝える。これは誤って110番通報する可能性がある為。もう1名へAED依頼する。見付からなくても必ず報告へ戻ってきてもらい、救命活動を応援してもらう。
・呼吸の確認→約6秒かけ胸の観察し「普段通りの呼吸なし」発言までで10秒程かける。感染症防止の観点から顔は近付けない。
・胸骨圧迫→強く、速く、絶え間なく。AEDによる心電図解析時とショック時以外は胸骨圧迫し続ける。また胸骨圧迫30回に対し人工呼吸2回とされているが感染症防止の為、人工呼吸は省略可とされている。
・AED装着→電極パッドを胸に装着中も胸骨圧迫は止めない。パッドは右胸上、左脇腹に貼る。これはパッド間を通電する為心臓の対角に置くもの。但し事故等で皮膚損傷が激しい場合は避けて左胸上、右脇腹と、反対で良い。ペースメーカー患者であってもそこを避けパッドを装着する。子供なら胸と背でも良く、心臓を挟む様にパッドを装着する。身体が濡れていてもパッド装着部が乾いていれば良い。
・心電図解析→AED装着すればあとはAEDの指示に従う。電気ショックの瞬間は全員離れている事を確認する。あまりの水たまりは周囲感電の恐れあり、最初の安全確認に努める。AEDには小児モードを設定できるものもあるが操作方法が分からなければ大人モードのまま小児に使用して良い。ただ小児モードを大人へは使用できない。
*オートショックAED→解析、ショックを完全自動で行う。ショックボタンを押す心的負担を軽減できるが解析3秒後にショックを与える為周囲の火傷や感電リスクもある。
救急隊に引き継ぐまで、また傷病者に普段の呼吸や動きが認められるまで胸骨圧迫を続ける。

上記内容をひとりで全て行う事は難しく、救命処置には多くの方の応援と理解を要します。AEDが近くになければ胸骨圧迫をし続けなければならないのです。知識の更新、技術維持の為反復して受講することが大切だと実感しました。

乳幼児期の反対咬合(受け口)について

こんにちは、歯科医師の森岡です。
本日は保護者の皆様にも気づきやすい、
乳幼児期の反対咬合(受け口)についてお話させていただきます。

そもそも反対咬合(受け口)とは?どういう状態のことをいうのか。
本来正常の噛み合わせでは、下の前歯は上の前歯の後方に位置します。
反対咬合とはその前後関係が逆になっている状態で、
下の前歯が上の前歯より前に出てしまっている状態のことをいいます。

それでは何故反対咬合(受け口)になったのか?
歯並びの不正には必ず原因があります。
遺伝的要因ももちろんありますが、乳幼児期の不正咬合は
悪習癖や筋肉のバランスのくずれなどの後天的な要因が
大きく影響していると考えられています。
またその時点で原因となる要因(トリガー)を取り除くことで、
早期改善が見込まれます。
逆にその要因(トリガー)を放置しているとどうなるのか?
乳歯列期では下顎の位置は固定的ではなく成長によって
どんどん変化していきます。乳幼児期の反対咬合(受け口)を放置しておくと
前歯を使った食育ができず顎の骨を正しく育成することができません。
その結果、6歳ごろに前歯が乳歯から永久歯に生え変わり始めても、
成長不足の顎に合わせた反対咬合(受け口)が定着してしまいます。

反対咬合(受け口)に関しては治療に介入する時期が非常に重要です。
保護者の方からお子様のお口をみて「なにかおかしいな」と感じたら
様子をみてはいけません。反対咬合(受け口)が定着する前の
早い段階で原因を除去し、正しい成長過程に誘導してあげることが大切になってきます。

悪習癖や筋肉のバランスの崩れなど後天的な要因からの
反対咬合(受け口)のお子様にはいくつかの特徴があります。

・上唇の圧力が強い
・口周りの筋肉の緊張がない
・舌の位置が正しくない、下がっている
などです。

お口は歯や口唇、舌、口周りの筋肉といった様々な機能が合わさり、
正しく機能することでようやく正しく発育します。
この機能をきちんと改善しておかないと、
せっかく並んだ歯並びも後戻りの可能性が高くなったり、
歯列不正につながる可能性が高くなります。

最近では口周りの筋肉の状態や舌の位置を正しい位置(低舌位から挙上)へと
誘導する小児用のマウスピースのような装置もあります。

大人になってからの矯正治療も可能ですが、
骨の完成前に適切な治療を行った方が治療期間も短く、
患者様自身の負担も小さくすみますので、
気になることがありましたら、気軽にお声がけください。

無症状でも油断禁物!? レントゲンで発見される隠れた病気

 

こんにちは。院長の谷田です。

 

2月16日は日本で初めて
天気図が作成された「天気図記念日」だそうです。

天気や気圧、風速などを
地図上に描いたものが天気図。
これによって初めて天候の流れを可視化できるように
なったといわれています。

 

ちなみに歯科診療における
可視化(見える化)といえば
「レントゲン検査」を欠かすことはできません。

 

歯科の病気の中には自覚症状がほとんどなく、
レントゲン検査で偶然発見される病気が
いくつか存在しています。

 

今回は、そうした病気の中から
代表的なものを3つ、ご紹介していきましょう。

 

 

 

 

◆レントゲンで見つかる病気や症状1
 歯根吸収

 

歯根吸収
主に歯のケガや矯正治療が原因で、
歯の根っこ(歯根)が少しずつ
溶けて短くなる現象です。

 

しかも、一度溶けてしまった歯根は元に戻らず、
短くなりすぎると歯がグラグラしたり、
抜け落ちたりすることがあります。

 

初期の段階では症状がないため、
レントゲンを撮らなければ
なかなか発見に至りません。

 

 

 

 

 

◆レントゲンで見つかる病気や症状2
 顎骨嚢胞(がっこつのうほう)

 

嚢胞(のうほう)とは
体の中に作られる袋状の病変で、
中でも「あごの骨」の中にできたものが
顎骨嚢胞(がっこつのうほう)です。

 

 

 

最初のうちは
痛みや腫れといった自覚症状がなく、
知らないまま放置されてしまうことも
珍しくありません。

 

放置された嚢胞は次第に大きくなり、
歯の位置がズレたり、
顔の形が変わったりする原因になります。

 

 

レントゲンでは、こうした
自覚症状の乏しいお口の異常にも、
いち早く気づくことができます。

 

 

 

 

◆レントゲンで見つかる病気や症状3
 歯の位置や生え方などの異常

 

本来あるべき位置や向きに
歯が生えていない、あるいは
「歯の数が足りない」「多い」といった異常も、
レントゲンで偶然発見されることがあります。

 

 

中でも代表的なのが、
横向き・斜め向きに生えている「親知らず」です。

 

 

 

このような親知らずを放置すると、
歯ぐきの腫れ
痛みを繰り返すことも少なくありません。

 

また、「歯の数の異常」なども
レントゲンを撮らないと
なかなか気づくことができません。

 

放置すると、
大人になっても永久歯が生えてこなかったり、
「歯並び」や「かみ合わせ」が
悪くなったりすることがあります。

 

 

 

 

◆レントゲン検査で
 むし歯・歯周病以外の病気もチェック!

 

歯科のレントゲン検査には
むし歯や歯周病の有無、
進行状況を知るだけではなく、
自覚症状のないお口の異常を
早期に発見できる
メリットがあります。

 

病気に早く気づくことで
将来的なリスクに対応できるほか、
病状が悪化する前に
適切な治療を受けることが可能です。

 

 

このようにレントゲンは
お口の状態を正確に調べる手段として
非常に効果的です。

 

また、患者の皆さまもご自身の状態を
より深く理解することができます。

 

皆さまに安心して治療を受けていただけるよう
スタッフ一同取り組んでまいりますので、
ご不安なことがあれば
いつでもお気兼ねなくお声がけください。

 

 

 

タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE


歯石は「ただの汚れ」にあらず!