タニダ歯科医院について

タニダ歯科医院ブログ

西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

知覚過敏症はおまかせください

こんにちは。院長の谷田です。
5月5日は端午の節句でした。
ちまきや柏餅など、もちもちした食べものを口にする機会があったのではないでしょうか。

 

歯にくっつくものを食べるときは、つめものやかぶせものが取れやすくなります。
食事中、お口の中に違和感を見つけたら、慌てず歯科医院までご相談ください。

 

お口の違和感といえば、「むし歯ではないのに、ちょっとした刺激で歯がしみる」経験をしたことはありませんか?

 

もしかしたらその症状は、知覚過敏症かもしれません。

 

先日、当院は知覚過敏症について学ぶ機会がありました。
講師は、「グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケアジャパン株式会社」の方です。

 

内容は、知覚過敏症に関する最新の知見と、歯みがき粉・シュミテクトについての情報でした。

 

 

当院ではこの講演への参加を自由としていましたが、多数のスタッフが自主的に聴講しており、嬉しかったです。改めて、当院のスタッフの意識の高さを認識いたしました。

 

これからジワジワと暑くなってくると、アイスクリームやスイカなどを食べる機会が増えてくると思います。

 

甘いものや冷たいものを食べたとき、歯がしみたり痛くなったりしたら、我慢せず当院までご連絡ください。

 

スタッフ一同で治療のサポートをさせていただきます。

 

 

タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE

訪問診療から学ぶこと

こんにちは。訪問歯科医師の村山です。皆様、かわいいでしょう。

こちらの「うめちゃん」は私が在宅診療で拝見する患者様の大切な家族です。
2020年6月から診療を開始し今日まで訪問するたびに玄関で、
うめちゃんスマイルをみせて迎えてくれます。
患者様は高齢の女性で定期的な口腔ケアと、必要に応じて入れ歯の調整を行っていました。
今年に入り、どうしても調整では効かないほど入れ歯が合わず新しく作り直したところです。
治療の道具を持ち込み入れ歯作りの診療中も患者様の横でご家族様と一緒に見守ってくれます。
治療に時間がかかると途中で眠ってしまうこともありますが、
たいていはかわいい瞳でこちらを見てくれており、患者様ご本人も「かわいいね」と
大変な治療を受けて下さった後でも笑顔でうめちゃんに声をかけられます。
うめちゃんの家ではいつも穏やかな、優しい時間が流れています。
新しい入れ歯を装着した次の診療日には「痛みはなかったか、入れ歯が擦れて歯ぐきに傷はないものか」と
緊張して訪問しましたが「入れ歯があっているのか、少しお餅を入れたおぜんざいを召し上がりましたよ。」と
ご家族様が教えて下さり、調整はせずに診療を終えられ、今後は定期健診で伺うことになりました。

※写真使用を快諾して下さり感謝申し上げます。ありがとうございます。

さて、4月になると訪問先の施設様でも異動がある様です。
私がある施設を担当する事になり訪問を始めてすぐの頃「異常な歯ぐきの腫れ」がある患者様がいらっしゃり、
すぐに歯科口腔外科へ紹介しました。結果は歯肉癌。
ご家族様は年齢を考慮され治療は望まれず、そのまま施設でこれまで通り過ごされることになりました。
時が経つにつれ腫れは大きく広がり、痛みや出血も伴い食事しづらくなってきます。
その時、施設長様より「何とか食べられそうな物、食べやすい物はないですか。少しでも食べてほしい。」と
問い合わせのお電話があったのです。
ご家族様へは私から差し入れしていただきたい食べ物についてお電話しましたが
「施設長さんから既に聞いており次の面会で持参します。安心してお任せしています。」とお返事がありました。
残念ながらのちにこの患者様はご逝去されましたが、共に病と闘って下さった施設長様、介護士の方々の力は
本当に大きなものだと実感しました。
訪問診療で拝見するよりも当然ながら長い時間を共に過ごされるからこそ気付いて下さる事も多いのです。
この施設長様は今回、施設異動により一緒に仕事をする事はなくなってしまいました。
訪問の際には診療しやすい様にご配慮下さり、大変お世話になり感謝しています。
高齢社会となり日々の生活で介助を要する方が増えました。
医療提供の立場からしますとご本人様だけでなく、ご家族様や介護士の方等、
いつも一緒にいる方からの情報も大変重要となります。
どんな小さな変化や、歯科とは関係がないと思われる事でもどうぞ教えて下さい。

歯のひびわれに気付いたら、、、原因と治療法について

こんにちは。歯科医師の森岡です。
自分の歯を鏡で見てみると、ひびのような線が入っているのを見たことはないでしょうか?
歯にひびが入っていると歯科医院を受診される方もいらっしゃいます。
では歯にひびが入ってしまう、その原因は何なのでしょうか?

歯のひびわれの原因はいくつか考えられますが、
まず考えられるのが噛み合わせの悪さや歯ぎしり、
食いしばりなどからくる過度な歯への負担です。  
特に、神経の治療済みの歯は神経の残っている
健常な歯と比べてとてももろくひび割れを起こしやすいです。
人間の噛む力、特に睡眠時の食いしばりからくる歯への負担は思った以上に強いものです。

それではひび割れが入った歯に起きてしまう症状にはどういうものがあるのでしょうか?
歯にひび割れが入ると歯がしみたり、ズキッと痛かったり、
治療した歯の詰め物や被せ物が外れることもあります。
そして症状がすすめば何もしていなくてもズキズキ痛んだりするようになります。
特に神経が生きている歯にひびが入った時は噛むと歯を削られた時のような、
鋭い痛みを感じることがあります。
また神経のない歯では、歯の根っこの部分にひび割れや亀裂が入ることが多くなります。
そこから歯肉が腫れたり、その周囲から膿がたまったりします。
そして次第に神経が生きている歯とは別の鈍い痛みが続くようになります。

それではその治療法としてどういったものがあるのでしょうか?
噛む力の強い方には、睡眠時の専用マウスピース、
ナイトガードを使用することで夜間の歯ぎしり食いしばりから歯を守ります。
歯と歯の間にひびが入ることも多く、
その場合は目視では確認できないのでレントゲン写真などで確認します。
小さなひびであればそれ以上ひびが広がらないように進行を抑え、
経過観察していくことも多いですが、
大きなひび割れでは基本的に虫歯と同様の治療を行います。
さらにひび割れが根にまで及んでいる場合は抜歯が必要になることもあります。

歯のひび割れは予防することが難しく、
またレントゲンでも見つけることが難しいことが難しいことが現状です。
歯に1度ひびが入ると自然にくっつくことはありません。
ひびから細菌が増殖し周囲の骨を溶かすことで腫れや強い痛みをだすこともあります。
これらも歯の異変がないか定期的な歯の検診でチェックしていきましょう。

新生活の必見マナー!口臭を減らす3つのマナー

「治療の中断」は絶対厳禁!

 

こんにちは。院長の谷田です。
暖かな日も増え、
キャンプやピクニックなどの
レジャーを楽しむ方も多いかと思います。

 

しかし、アウトドアは
天候に左右されてしまうため、
予定していた計画が中止になってしまった…
というケースも起こり得ます。

 

こうした「予期せぬ中断」が起こると、
楽しい気分も台無しになってしまいますよね。

 

実は、歯科においても『中断』
皆さんの「不幸」につながってしまう
場合があります。

 

 

それは、歯科治療の中断です。

 

 

 

 

◆リスク1.治療が長引く

 

むし歯の治療を進めていくと、
「仮詰め」や「仮歯」といった処置を行う場合があります。

 

これらは、文字通り
ちゃんとした「つめもの」「かぶせもの」を作っている間、
患部を塞いでおくためののもの。

 

すぐに外す前提のため、
外れやすく、材質も脆いので
すき間が生じやすくなっています。

 

 

「もう痛くないから」と、
自己判断でうっかり通院を止めてしまうと、
むし歯が再発する場合や、
治療開始時より悪化してしまう、
ということもしばしばあります。

 

 

また、「型取りを終えたあと」の中断にも注意が必要です。

あまり長く放置すると、再び型取りをして
つめものやかぶせものを
新しく作り直さなくてはならない場合もある
ため、
無駄に治療期間が延びてしまうことになります。

 

 

 

 

◆リスク2.歯の寿命が短くなる

 

治療の中断には、
「歯の寿命が短くなる」というリスクもあります。

 

たとえば、仮歯や仮詰めをしたところは
細菌が溜まりやすく、中断して放置すると
新たなむし歯ができてしまいます。

 

特に、むし歯が神経にまで達してしまうと、
神経をとらなくてはならず、
歯の寿命が著しく短くなります。

 

 

また、神経をとり除いた後などに行う
「歯の根の治療」の中断も注意が必要です。

 

むし歯になりやすいだけでなく、
根っこが弱くなっているため、
割れたりヒビが入ったりしやすくなります。

 

そうなってしまうと
「抜歯」せざるを得なくなることが多いため、
「歯の根の治療」は必ず最後まで受けましょう。

 

 

 

 

そして、「歯周病治療の中断」
歯の寿命に大きな影響を及ぼします。

 

歯周病は、進行すると
歯を支えている骨が溶けてしまう恐ろしい病気です。

 

その原因が「歯周病菌」であり、
すみ家となっているのが『歯石』です。

 

そのため歯周病の進行を食い止めるために、
「歯石の除去」を行っていきます。

 

しかし、治療を中断してしまうと、
何百億という細菌が、
歯石に隠れて増殖しながら歯を支える骨を溶かし続け、
やがては歯が抜け落ちてしまうのです。

 

 

 

 

◆リスク3.治療費が高くなる

 

リスク1、リスク2からもわかるように
治療を中断すると、治療のやり直しや、
さらなる悪化の原因となります。

 

それによって当然、
時間治療費も余計にかかってしまいます。

 

 

 

中断せずに
最後までしっかり通院することで得られるのは、
歯の健康だけではありません。

 

貴重な時間を無駄にせず、
経済的な負担を抑える
ことにもつながるのです。

 

 

 

むし歯や歯周病といったお口の病気は、
放っておいても自然に治る病気ではありません。

 

誤った状態で放置すると、
確実に悪化します。

 

私たちが
「治療は終わりました」とお伝えするまで、
欠かさず通院を続けてください。

 

 

もし、急用などで
やむを得ず来院できないとき
には、
必ずご相談ください。

 

皆さまの大切な歯を残すため、
私たちが全力でサポートさせていただきます!

 

 

 

タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE